ノーベル賞

2014/10/10

  ちょいと遅いですが青色LEDの中村修二さんがノーベル賞受賞。日亜科学工業といろいろもめた事件がありましたが、あんまり知られていない内幕があったりして当事者同士しか知らない事もいっぱいありそうですので、私は何とも言及できません。揉め事は片方の意見だけでは間違った判断をしてしまうのは常です。マスコミも視聴者に面白く報道することしかしませんので、日亜科学工業の言い分は我々はほとんど知らないですからね。しかし、ざっくりとした印象ですが1200億円の利益を会社にもたらしたのに対し200億円の請求は高すぎかと。ロイヤルティとして普通に5%とすると、60億円が妥当だと言えるかもしれません。それもイチから当人だけで発明したものという前提です。(しかし、どうやらそうではないようだ)

  ただひとつ言えるのは、日本の企業は、日本人は、才能に対して過小な評価しかしないというのは現実でしょう。「あいつだけが凄いはずはない」「俺らは運命共同体だ。何も彼だけで出来たことではない」という感じですかね。しかし残念なことに才能というのは100人や1000人に1人、大発明に至ってはXX万人に1人というレベルのもので、そんな甘いものではありません。あの訴訟はそういう一般的な考え方に対し一石を投じたので、たとえ内幕がどうであったとしても良かったことではないでしょうか。

  追記*私の勘違いがありまして、ロイヤルティは工場出荷価格総計=売上なら5%もありですが、利益であれば3%というところでしょう。それから当人だけの発明ではない・研究に費やした費用・人件費等というマイナス要素が考慮されうると思います。