チャーチルの名言らしい。

2014/12/25

ネットで見つけたのですが、

元イギリス首相のチャーチルは絵画コンクールに審査員として出席したことがありました。
その審査員の中に絵画の経験が無い素人の青年がおり、その青年が画家から「素人の癖になんで審査をしているんだ? お前に絵を批評する資格はない!」と言われたのです。

しかし、チャーチルは以下の名言を残しました。

「我々は卵を産んだことはないが、その卵が腐っているかいないかは、ちゃんと判別できる。
同様に、絵画の経験の有無など審査員の資格には関係ないんだよ」
 
 

これ、どう思われましたか?ちょっと考えてみてください。
  
 

 
 
 
  さすが政治屋の言葉だと私は思います。さっくり聞いたら「うんうん、なるほど」なんて感心する人が多いんでしょうね。大衆を騙すことが仕事の政治屋らしい思考回路だと思います。というか論理にもなってないですね。八百屋のオッサンが「うちは何でも売っている」というのに対して「ほんなら魚売ってるか?」と聞く小学生レベルの話です。昔から政治屋という人種の頭は全く変っていないのですね。

  別に卵を産んだ経験があろうとなかろうと、卵が腐ってるかどうかは誰にでも解ります。それならば誰が審査をやってもいいわけであって、別に審査員を金を払って呼んで来なくていいわけです。バカバカしくてお話にもなりません。
  卵を例にして話するとすれば、正しくは「我々は卵を産んだことはないが、より良い卵を産むニワトリがどれか?養鶏熟練者にしか解らない」ということです。例えば肉牛を見て「これは松坂牛の最高級の霜降り肉がとれる牛だ」と誰が解るというのですかw 熟練した関係者しか解らないでしょう。だから絵の審査員は「絵画に関して相当な技術と経験、幅広い見識」が必要でしょう。昔、日本のアート展の頂点と言われたコンペのグランプリ作品が有名作家の盗作だと言われたのを憶えていますが、審査員の見識不足がそういう事故を招いたりします。

  ショーペンハウワーは自著の中で「芸術作品は残念なことに、鑑賞する人間の価値以上には語りかけて来ない。従って天才の作品は天才にしか理解できないのである。」と書いていますが、そういうことです。