コミュニケーションロボット

2015/02/27

  人のカタチをした小さなロボットが、情報端末のパラダイムを大きく変える/ロボットクリエイター高橋智隆さん

  ↑上の記事を読んでいて「なるほど!」と思いました。ロボットが人間と同じ大きさになって、それが転倒してユーザーが負傷・死亡した場合の責任は?・・・これ、考えた事がなかったですね。産業用・軍事用であれば予め安全確保出来そうですが、例えば「家政婦ロボットが故障→作動停止で体のバランスが保てなくなる→人間の上に倒れる」なんて事があり得ます。これを考えれば、人型で人間大のロボットが家庭や公共の場で運用される可能性はかなり低くなります。これはとても残念です。

  コミュニケーションロボットという考え方は同意です。しかし「5年後に1人1台、胸ポケットに入る人型ロボットを持ち歩く時代がやってくる」の部分ですが、持ち歩くのは少数派だと思います。持ち歩くのは、以前から私が言っている「動くキャラクターのインターフェイスを装備したスマホ」でしょう。そのキャラクターは氏が考えているロボットと同じような振る舞いをスマホのディスプレイ上で実行します。この場合、物理的制約を受けないのでキャラクターはロボットである必要はなく、美少女キャラでもイケメンキャラでも初音ミクでもミス・モノクロームでもクマモンでもキティーでも良い。こちらのほうが持ち歩くには現実的で、ロボットより具象的ですので愛着が湧くと思います。

 「コミュニケーションロボットの存在意義は、人間の感性と深く関わっていることがわかりました。しかし、そのことに注目している研究者はまだ少なく、社会はそんなロボットの価値に気付いていないように見受けられます。」とありますが、ただロボットを研究している人や普通一般人が考えていないだけで、デジタルエンターテインメントに慣れ親しんでいる作り手やオーディエンスの人たちは解っていると思います。そういう人たち結構多いと思いますよ。