盗用

2015/08/23

  オリンピックロゴ・パクリ疑惑事件はネット民によって、オリンピックロゴ以外のパクリ疑惑アイテム数がさらなる増殖を続けていまして、私にとってお笑い番組を見るような娯楽になってしまっていますw

  そう言えば一回、盗用される側になったことがあります。私が昔にCG素材リースをやっていた事は前に書きましたが、当時CGの雑誌で一番権威があった月刊誌のコラムで盗用されたことがあります。(もう昔のことですし、穏便に済んだことなのでいろいろ伏せておきます。)CG業界はシリコングラフィックスとPower AnimaterやSoft Imageが君臨していた時代ですね。

  その雑誌は3DCGの最新情報が満載の月刊誌なのですが、途中からグラフィックデザイナー寄りの実用的な記事枠が始まりました。印刷に使える2Dグラフィックイメージの作り方みたいな解説を(特に有名ではない)外部の誰かさんが執筆している体裁の記事です。何回か連載されていたある回で、見憶えのあるCGが…。それを見ていつものように「ああ、また誰かさんが自分のCGをリースしてくださった」とありがたがってしまったのですが、記事を全部読むとその人が考案して自分で作成したように書いてあります。出来上がりのCGをよく見ると、私のものとは微妙に色彩もパーツの位置も違う(笑)

  当時はポジ写真を借りる時には、貸し出し代理店に“何に使うか”を申告するルールがあったので、念のため代理店に電話をかけ「◯◯◯◯という雑誌で貸し出された記録はありますか?」と尋ねると「NO」という返答。そこで出版社にメールで、自分がリースしている画像を添えてクレーム。出版社で調査して編集責任者さんからの連絡…「すみませんでした」ということで、ポジを借りたという事にしてその代金で許してくださいと。ごねる気はなかったのでそれでOKで終了。そうしたら、次号からその記事枠は打ち切りになってました(謝罪文も掲載されてたような気もします。)

  自分がつくったものを他人が真似て、自己の創作物であるように振る舞われるのは微妙な気分です。しかし、面白い経験をしたとも思っています。