なぜ私はAppleを使うか。

2013/11/24

iphone5s

サムスンからアップルへの賠償総額9.3億ドルに、米地裁評決

  アップルiPhoneの真似をしたサムスンに巨額の賠償金が課せられたというニュースです。私は以前Nexus7の記事で書いたように、Android OSには「使用感が悪い=ユーザー体験が劣る」「iOSの真似」という面で嫌悪感を抱いてます。さらにサムソンがどれだけiPhoneを真似ているかというのはこのページをスクロールして中程に写真が張り付けてあるので参考に。

  私もクリエイターですからアイデアを最初に考えた会社・人を大切に考えます。WindowsもMacOSの真似です。慣れもあるでしょうが、両方使ってみてMacOSの直感的・直観的なGUIの出来は使う人に対して自然で、余計な設定の負担をユーザーに強いる事のない完成度が高いものです。だからWindowsも嫌いですが、使わなければならないアプリが対応していない時に仕方なく使っています。

  そういう意見に対して「GUIもマウスもAppleが最初に考えたものではない」と反論する人がいます。「タッチパネルの携帯もAppleが最初ではない」という意見もあります。確かに「発明」という意味ではAppleは最初ではないでしょう。しかし「マーケティング」という意味ではAppleのアイデアが最初です。

  どういう事かと言いますと「発明した時点では人が好んで使いたいと思うものではなかった。」ということです。Appleはそれを「多くの人が使いたいと思い、売り物として非常に魅力的なものにした」ということになります。

「商品として売れない発明は価値がない。売れるアイデアは価値がある」

  これは極めて重要な事で、他のあらゆる商品・製品に当てはまります。今まで存在したものにアイデアを付加する事によって、従来より遥かに高い商品価値を持たせる事ができて売れる。このアイデアを考える事ができるのは、マーケティングの高い才能を持った少数の人だけです。

  しかし、そういったアイデアを大切に考えない人は多いと思います。韓国は日本の真似ばかりすると憤る人が多いですが、そういう意識の人は少ない。確かにマーケティングは、時にはコロンブスの卵みたいなもので、出来てみれば「俺でも考えられる」と思える場合もあったりしますが、それは思い上がりというものです。私はそういう人間ではないので、最初に優れたアイデアを投じたAppleの製品を使います。もっと凄いアイデアのものが他社から出て来るまでは。