1978年の日本文化の水準を見たような気がした。

2013/12/13

  どうしても取り上げたくなった映画があります。もう驚異的な映画です。私の人生でこれほど衝撃を受けた映画はありません。驚異的・衝撃と表現しましたが、それが上に突き抜けたものか?下に突き抜けたものか?は言及しません(笑)いやはや、凄いです。あまりにも凄くて、とても最後まで観る事はできません。あまりのインパクトで自我が崩壊するかもという恐怖感さえ味わいました。私は1分23秒の部分で悪い予感に恐怖し、28分47秒の山口小夜子女史の登場で失望し、それから数分後には失望が絶望に変わり視聴を続けることを断念しました(笑)

  なぜこのような映画を観たのか?と説明しますと、山口小夜子女史が出演しているという理由のみでした。1978年公開ですが原子力の闇に迫った映画で、田原総一朗が原作ということです。タイムリーなネタではありますが、それに興味を持ったわけでもなく、やはり山口小夜子女史が出演しているという理由で観ました。1978年と言いますと、山口小夜子女史は世界的なモデルという地位を確立していた年でもあります。今で言うスーパーモデルというやつです。この映画に関わるあらゆるスタッフの中で、最も世界で名が知られた人でしょう。そういう観点から観ても、この映画の脚本・演出は凄まじいものです。

  1978年と言えばYMOがデビューした年です。これを機に日本で最後のアートが燃え尽きた1980年代に突入します。その夜明け寸前の日本人の「表現力やイメージ力」といった文化水準のひとつが伺える映画です。タイトルは「原子力戦争」

Youtubeのリンクは https://www.youtube.com/watch?v=OVbCHAK0asg